「引越し作業中に傷をつけてしまった。」
「道具を落として床がヘコんでしまった。」
「退去のメンテナンス時に、気になる傷がある。」
住宅に関わる業者の皆さま、このようなトラブルはよくありませんか?
この傷はリペアが可能なのか、可能ではないかの判断はつきづらいものです。
今回は、「新築引き渡しの補修」や「賃貸物件の原状回復」を専門とするリペア職人の我那覇さん(Uruma製作室)にアドバイスしていただきます。
この記事を読むと住宅業界のリペア(補修)のメリットやデメリット、価格帯など丸々わかります。
<新築やリフォーム後の社内検査後・施主検査前のリペア>
ハウスメーカー、工務店、リフォーム会社、不動産管理会社
<退去時の原状回復の傷リペア>
不動産会社、一般の方
Uruma製作室とは

Uruma製作室は住宅業界を中心にリペア(補修)や塗装を行っている会社です。
「すぐに」「コスパ良く」補修でき、対応できる材質もアルミ・金物補修、木部補修など幅広いのが特徴。リペア以外にも、モルタル造形やデザイン塗装、その他、一般的な防水工事や塗装工事も対応しています。常に試行錯誤し、新しい材料へも柔軟に対応していて、県内のリペア職人の中でも高い技術があります。
新築引き渡し前の補修や、賃貸物件の原状回復を主に対応しています。
「お客様が少しでも気持ちよく住んでもらうため」に現場に立つようにしています。
私は15年以上前に塗装屋さんの見習いからスタートして、
今では、建物全体の防水塗装から、小さな傷まで、さらにはデザイン塗装と活動範囲を少しづつ広げてきました。
現在も、定期的に県外で開かれる様々な仕上げ材の講習会に参加して、常に新しい技術や知識を吸収するようにしており、
お客様の『こだわり』を再現できるように日々精進しております。
リペア(補修)のメリット・デメリット

リペアとは建築工事期間中についた仕上げ材のキズなどを、職人が補修することです。職人さんがそれぞれの技術によって、傷を目立たないようにします。
しかしリペアは万能ではありません。
これからリペアにおけるメリットとデメリットを紹介します。
メリット①費用が安い
リペアは取り替えや張り替えをするよりも、費用が安く済むのが大きなメリットです。
傷が原因でフローリングを綺麗に張り替えるのなら、7万円〜15万円(6帖の場合)必要となります。
しかしリペアで対応できる場合には1万円〜3万円で済みます。
フローリング | 外壁(サイディングボード) | 内窓(窓枠など) | |
リペア | 1~3万円 | 2〜4万円 | 1〜4万円 |
リフォーム | 6〜15万円 | 8〜20万円 | 6〜15万円 |
メリット②工期が短い
リペアは破損箇所などをピンポイントで補修するので、工期は1〜2日間で済みます。
デメリット①なんでもリペアできる訳ではない
リペアはちょっとした傷にすぐ対応できるのが強みですが、クロスや天然資材、また、
大きく破損したものなど、リペアに向かないものもございます。
リペア(補修)することができる破損と料金
ここまで読んでいただけたら、リペアについてのかなり理解されたと思います。それでは、実際に施工できる場所と目安の料金について説明します。
- フローリング等、木部リペア 12000円〜
- アルミサッシ 12000円〜
- 家具のリペア 12000円〜
- シンクリペア(鏡面磨き) 8000円〜
- 大理石・特殊リペア 23000円〜
- 新築・リフォームの引き渡し前リペア 1日20000円〜・半日12000円〜
施工事例①「サイディングボード」


サイディングボードは傷がついた箇所のパテ埋めをしたのちに塗装いたします。
太陽の日差しが当たってしまうため、なるべく長持ちするようにと「車に使われる塗料」を使用いたします。
施工事例②「タイル補修」


タイル補修は石材用のパテを使用。
パテ自体を調色し、塗り跡が目立つのを押さえて施工いたします。
その他施工事例
COMING SOON…
ただいま準備中。ご期待ください!
リペア(補修)をお願いする手順

それでは、実際に問い合わせから準備する物などの流れを説明します。
①電話の前に補修箇所の撮影
補修が必要な箇所の写真を撮りましょう。
可能であればズームした画像と、ズームアウトした2枚の写真。
それに、大きさがわかるように比較できるものを並べたり、スケールなどを当てていただくと良いでしょう。
②写真を送信しましょう
営業日1日から2日では折り返しご連絡があります。
写真の送信先はganahamasahiro@gmail.comまたはLINE(LINE ID:ganahamasahiro)て送信してください。
③メールが苦手な場合は
もしメールでの対応が苦手な場合、お電話でも対応しています。
準備が整ったら問い合わせてみましょう。
夜間でも可能な限り対応いたします。気軽にご相談ください。
よくある要望と失敗例

ここまでリペアのメリットや大まかな費用感について説明してきましたが、
リペアは万全ではありません。ちょっとした傷や汚れなどは対応できますが、
「老朽化により大きく破損した床」や「無垢材」などは対応が難しくなります。
お客様と相談しながら、リペア可能かどうかを判断いたします。
また、補修作業は「傷を目立たなくする」ことを目的にしております。
補修した場所が半永久的に持続することはありません。
沖縄は日差しが強く、ウレタン塗料やワックスの耐候年数は短くなりがちです。
数年経てば、自然と紫外線などで劣化が生じてくることをご了承ください。
リペア以外にも意匠仕上げ

Uruma製作室では意匠仕上げなどのデザイン塗装も対応しています。
- SANDECO(サンデコ)…トルコ生まれのデザイン塗装仕上げ。大理石調な塗装から海原をイメージしたような様々な塗装が可能です
- SILICALIME(シリカライム)…花崗岩を砕いてフランス漆喰で固めた100%天然無機の材料。アレルギーを心配される方におすすめで、また消臭効果なども抜群です
- MORTEX(モールテックス)…ベルギー生まれの左官材です。モルタルで作られたような重厚感のある仕上げが特徴です。無機質なクールな仕上がりになります。カウンターや飾り棚など施工場所を選びません
- MORART(モラート)…日本生まれのモルタルアートな材料。モールテックスと同じく重厚感のある仕上がりになります
- VENETIART(ヴェネチアート)…モラートと同じメーカーの材料で、仕上がりは大理石のような光沢感のある仕上がりになります
- PUROMETALLO(ピューロメタロ)・・イタリア生まれの金属左官材。本物の金属の粉末を樹脂で固めた材料です。金属が本物なだけに驚くほどに高級感のある仕上がりとなります
- モルタル造形・・モルタル造形はお客さまのイメージをモルタルを用いて造形します。古い煉瓦の壁や、大きな石を用いた柱など表現は様々です。現在の建築には用いられない材料の表現ができますのでイメージして楽しい工事になるでしょう
塗装屋として、どうしてここまで多くの仕上げ材を取り入れるようになったのでしょうか。
「塗装の可能性をどこまで広げられるのか」を常に考えています。
リペアにしろデザイン塗装にしろ、塗装の技術が欠かせません。
また、塗装やモルタル造形ほど自由なものもありません。
現在はクロス張りが主流ですが、クロスとは違いお客様の「一点物」のイメージを演出できるのも強みです。
ですので、京都で開催される左官技術の講習や、その他都道府県で開催される講習へは、時間と資金の許す限り参加して、技術の向上や新しい材料の知識を取り入れています。
新築であったり、リフォームであったりと、小さな傷から、お客さまの「こだわり」まで、幅広く対応できる随一の塗装屋さんとしてお役に立てるように励んでおります。
まとめ
リペアから意匠仕上げまで幅広く行なっているUruma製作室。
我那覇さんの仕事へのこだわりを聞いていると、本当に何でも頼ることができそうです!
この記事を読んでUruma製作室が気になった方は、下記から問い合わせてみてください。