「憧れのオーダーキッチンにしたいけど予算が….」
自由に設計できるオーダーキッチンはそれだけ予算が高くなり、制作に時間がかかってしまいます。
しかしそんな悩みが解決できるキッチンが沖縄にあったらいかがでしょうか。
今回は、浦添市にあるセミオーダーキッチン専門店「KiCHi」(キチ)のキッチン製作における「こだわり」をうかがいました!
セミオーダー?オーダーキッチンとは何が違うの?
そんな疑問や、県内で唯一販売代理店として認定されている、世界的に有名な家電メーカー「ASKO(アスコ)」についてもご紹介します。
KiCHiのおしゃれなセミオーダーキッチンで時間とコストを節約

セミオーダーキッチンの説明をする前にまず、オーダーメイド(フルオーダー)のキッチンについてご紹介します。
フルオーダーはキッチンのキャビネットや天板のサイズから材質、色選びまで、「全て」デザインするんです。「住空間に溶け込むような」「素材感を生かしたい」などさまざまな要望があるので、何度もお客様と打ち合わせを重ね、丁寧にヒアリングします。
しかし、「考えることが多すぎて、何から始めたら良いのかわからない」と悩む人も。
オリジナルのキッチンを制作したいけど、そこまで時間を掛けられないという人は、セミオーダーがおすすめです!
セミオーダーキッチンは、キャビネットや天板などの規格が大まかに決められているため、時間とコストを抑えることができます。
お客様のご要望に合わせてパーツを組み合わせ、暮らしに合ったオリジナルの「キチキッチン」を製作していきます。
KiCHiで選べるおしゃれなキッチンの種類やパーツをご紹介

実際にKiCHiのカタログを見ていきましょう。
まずは、キッチンのタイプを「壁付けキッチン」と「アイランドキッチン」の2種類から選びます。
キッチンタイプを選んだ後は、パーツごとに種類とサイズを決めます。
・キャビネットのサイズ
・収納の種類
・天板の種類とサイズ
・必要に応じて水栓やガスコンロの種類
キャビネットのサイズは幅300mm、600mm、900mmの3種類。収納の種類はオープン棚、引き出し収納、扉収納の3種類など、パーツごとに用意されています。
好みの色になるよう、本体は何種類ものカラーバリエーションがあるんですよ。
代表取締役 工藤 大輔
お客様の家族構成やキッチンに立つ人の身長、料理の種類など、キッチン利用の「背景」を詳しくお聞きします。みなさんの要望に合った「キチキッチン」を制作するように心がけています。
KiCHiがセミオーダーキッチンにこだわるのは「お客様の暮らしに寄り添うため」

そもそも、どうしてKiCHiはセミオーダーキッチンにこだわるようになったのでしょうか。
お客様の悩む時間を省くことができますし、お客様の暮らしに寄り添うことができると考えたからです。
セミオーダーといっても選べるパーツは多くあるので、数えきれないほど多彩な組み合わせがあります。パーツごとに在庫をストックしているので、価格を下げて提供することも可能です。
お手頃に理想のキッチンを手に入れることができるんです。
KiCHiのキッチンは木の温もりを感じる

「キチキッチン」の特徴といえば何と言っても、自然素材特有の味わいを感じられることです。木製のキャビネットは、防腐効果のある自然由来の塗料が仕様されています。湿度の高い沖縄でも安心ですね。
塗料が剥がれてしまっても、KiCHiに依頼すると補修(リペア)していただけるので、きれいな状態を保つことができます!
木製のキッチンは劣化ではなく「経年変化」を楽しめる

木製品を主に使用している「キチキッチン」は時が経つほど、味わい深い風合いを感じさせてくれます。
使っていくうちにできてしまった傷やシミも、愛着を持つことができるようになります。
私たちの時が経つと古びれてくるのを「経年劣化」と捉えるのではなく、家族のように成長し、居住空間になじんでいく姿を楽しむ「経年変化」と考えています。
興味があればぜひ一度、お問い合わせいただきたいですね。
県内での取り扱いはKiCHiだけ!家電メーカーASKOの魅力

KiCHiが取り扱っているメーカーは素敵なものばかり。
中でも特に人気なのは「ASKO(アスコ)」。スウェーデン発祥の家電メーカーで、ステンレス素材を主に使用し、家電なのに業務用製品と変わらない性能が持ち味です。
なんと、KiCHiは沖縄県内における唯一の販売代理店なんです!
ASKO製品はシンプルで空間を邪魔しないデザインが魅力です。性能もすごく良いんです。
例えば食洗機を使う環境について、日本製の食洗機は洗う前にあらかじめ水で洗う「予洗い」をするのが基本ですが。しかしASKO製品だと、専用のスプレーを使用し、60℃前後の熱湯がさまざまな箇所まで行き渡るようになっているので、しぶとい汚れも一発で落とすことができます。

コンロ本体はステンレス製で、トッププレートは強化ガラス製なので傷や汚れが付きにくく、掃除も楽なのが魅力です。
また、コンロは業務用扱いになるので安全装置が付いていません。レストランなどで使われるコンロの火力と変わらず、本格的な料理が楽しめます。
KiCHiはお客様がキッチンに立つ姿をイメージしながら提案

オーダーキッチン制作前のヒアリングでは「一体何を聞かれるのか」気になりますし、事前に回答を用意しておきたいですよね。
KiCHiはキッチンの活用の仕方を想像しながら、ヒアリングします。例えばお客様の家族構成や身長、和食派か洋食派かなど、住まいに合ったキッチン製作のためさまざまな質問をして、リードしていただけます。
身長をお聞きする理由としては、女性がキッチンに立つ場合、大手メーカーで一般的なキッチンの高さ900mmは少し高いんです。大きい鍋を持つには苦労します。
私たちは使う方の身長をうかがいます。2人いらっしゃれば、お2人の身長の間の高さをとることをおすすめします。
さらに、お住まいになる地域のゴミ分別の方法まで細かくお聞きします。浦添市では、カンやビン類をカゴにまとめてゴミに出します。ベランダに缶用のカゴを設置する家庭も多いので、その場合はキッチンのキャビネットを占めるゴミ箱スペースは小さくなります。
こちらはほんの1例です。中には和食が好きなのか、洋食が好きなのかも聞きます。圧力鍋などの調理器きやコーヒーマシンなど、収納場所をある程度イメージしながら、収納スペースをデザインします。
会話の中でいろいろな提案が出てきます。
なのであまりかしこまらず、気楽に会話をしていただけると幸いです。
キッチン・家具製作の図面を一つずつ手作り

KiCHiのこだわりはまだまだあります。
キッチンや家具製作のほとんどは、工藤社長が立体感のあるスケッチ図面を手書きしているのです!「キチキッチン」のカタログにも柔らかいタッチの図面が描かれています。
どうして手間ひまかけて、手書きの図面を仕立てているのでしょうか。
平面の図面も良いですが、キッチンに立つ姿がイメージしづらいですよね。もともと私が、家具製作の職人出身というのもあって、人が作ったものにしか出せない手作り感も大切にしています。
フルオーダーキッチンも対応

セミオーダーのキッチン制作に取り組むKiCHiですが、フルオーダーのキッチン制作にも対応しています。素材そのままに無垢材を使用しているので、暖かい空間を演出します。
KiCHiの「食に関わること全てやりたい」という思い

KiCHiはキッチン制作の他にもユニークな事業をスタートさせました。
今年1月から、南城市で農業を始めたのです!
農地の広さは400平米ほど。現在は土づくりの最中ですが、これからは「キチキッチン」に適したハーブを育てる予定です。
自社で加工して販売することや、キッチンづくりの際に「いつもとは違う時間を楽しめる」ような商品の提案も考えています。
「食に関わること全てやっていきたい」という思いが強くあります。畑だけではなく、今後は宿泊施設の運営も考えています。
私たちは内装業もやっているので、宿泊施設をデザインしていきたいです。その中で、畑で採れた農作物を活用するなど、KiCHiが提供するもので皆さんの「食」の空間をつくっていきたいです。
まとめ
食を中心とした、お客様への提案方法から取り扱いメーカー、今後の展望まで、KiCHiの「こだわり」をご紹介しました。
こんな素敵なキッチンが家にあったら、暮らしがより一層明るくなること間違いなしですよね。
ぜひ一度、KiCHiにお話を聞いてみてはいかがでしょうか。

KiCHiの会社情報


浦添市のキッチンメーカー
株式会社KiCHi