「風景を印象的に取り込む建築物」
「開放的な空間を演出する内装」
人の目に触れる建造物や内装のほとんどに、1点モノ(オーダーメイド)の金属製品が含まれているのをご存知ですか。
「一品一様の特注加工品づくりは大変」
多くの町工場がそう話、受注を敬遠する傾向にあります。
今回ご紹介する鉄工所「旭製作所」は、他社が「できない」と言った仕事でも向き合い続け、数々の実績を挙げてきました。
受注案件に優先順位をつけない「逃げない受注」を45年以上、貫き続けています。
金属・金物加工にこだわる前里英之社長、英伸専務にお話をうかがいました。
- 鉄工所の技術者に興味のある方
- 金属・金物加工における知識を深めたい方
逃げない受注を貫き続けて

旭製作所が創業したのは45年以上前のことです。
当時は個人住宅や流し台の製作が中心。
しかし、ステンレスのシンクやパチンコ店のステンレスドアやドア枠の製作だけでは衰退してしまう現状がありました。
建築業界では、どうしても高単価の受注を優先してしまう風潮があります。
私たちはどのような案件でもお客様と向き合い、仕事に優先順位をつけない「逃げない受注」を心がけてきました。
会社の規模は小さいですが、そこで培われた技術には自信があります。材質や形状など加工できる範囲が広く、対応力があるのが強みです。
地域の信頼を得ながら、着実に事業を拡大させてきました。
若返り、そして挑戦し続ける町工場へ

20年以上現場に立ち続けている職人が多く、一人ひとりの裁量が大きく、スピード感があるのも魅力の一つ。
さらに、町工場としても若返りに成功しています。
現在は社員数は10人。30代のフレッシュな人材を3人採用し、WEBでの発信も力を入れるようになりました。
若返りの大きなきっかけは、前里英之社長の長男・英伸さん。2022年1月に専務に就任する以前は、約10年海外で生活し、バンコクで外資人材会社に勤務していた経歴があります。インスタグラムなどを通して鉄工所の魅力を発信し続けています。
下請けは営業費用や一定業務が確保できるメリットがありますが、「多重下請け構造」になってしまうと、安い報酬で多大な業務負荷を負わなければなりません。
下から突き上げていくためにも、私たちは製作物の品質向上を常々意識しなければならないと思ったのです。
サッシやアルミ、ステンレスを中心とした特注加工品の金物。
いわゆる「1点モノ」(造作金物)にも力を入れるようになりました。
積み上げた施工実績の数々

数多くの施工実績と経験がある旭製作所。
これまで下記のような製作に携わってきました。
- 琉球新報本社:外壁アルミパネル
- ウミカジテラス:店舗内装金物
- 那覇空港:ステンレスフロント ANAラウンジ内金物
- 美ら海水族館:ジンベイザメシルエットパネル
- 沖縄県平和祈念資料館:展示内金物
- パシフィックホテル沖縄:回転自動ドア 名護道の駅:ステンレス手すり
中でも有名なのが、パイナップルパークのワイナリー内のパイナップルオブジェです。
ワイナリーはイタリアで開催される世界最大規模「Aʼ Design Award & Competition」にて銀賞を受賞しています!
耐久性とデザイン性を兼ね備えた「焼付塗装」

金属加工技術に加えて、旭製作所の強みは何と言っても「粉体・焼付塗装」。自社で大型の窯(乾燥炉)を所有しています。可能な鉄工所は県内でも数社のみです。
主に鉄・アルミ・ステンレスなどの金属に対応しています。
ツヤが出過ぎない構造になっていて、高級感のある仕上がりになります。
通常の塗装と違い、美観のみならず焼付塗装は耐久性が高くなる特性があります。
- 耐候性
- 耐摩耗性
- 耐光性
用途に合わせてこれらの性質を選べるのが魅力。
金属の機械加工を中心に、接合や塗装加工などもできる一貫体制を整えています。



多種多様な製造設備で要望に応える

受注傾向は、多くの品種を少量ずつ生産する「少量多品種化」と「短納期化」が進んでいます。品質を保ちながら、スピーディーな生産を行わなければなりません。
そこで、旭製作所は「多種多様な設備機器の導入」に着目しました。
旭製作所では、町工場ではなかなか見られない溶接ロボットなどの機械を導入しています。
単純な溶接作業は機械に任せるようにしました。
業務の効率化を図ることで職人さんの技術が最大限発揮されるようになります。
タレットパンチプレス(EM2510NT)

タレットパンチプレス(アマダ社製、EM2510NT)も導入しています。
タレットパンチはCADで起こしたデータを基に、金型を自動で変更しながら、板材(ステンレス板やアルミ板など)に穴をあける機械です。
ACサーボメーターを搭載しているため、高速・高生産・高品位加工。
製造時間を大幅に短縮し、高品質の製品を生み出しています。
- プレーナー加工
- アートパンチング
溶接ロボット「FD-B6L」

溶接ロボット(DAIHEN社製、FD-B6L)も導入しています。
溶接職人とロボットが可能な作業を分けて行うことで生産性をアップ。
- 半自動溶接
レーザー加工機「LC-1212αⅢ」

レーザー加工機「LC-1212αⅢ」。
CADで起こしたデータをもとに、ステンレス板やアルミ板などをレーザーで切断する機械です。
- レーザー切断
- 曲線切断
問い合わせ手順

ここまで読んだ人は、旭製作所の魅力が十分に伝わっていますよね!
メーカーで製造委託した製品や部品などがあればお気軽にご相談ください。
可能であれば「希望納期」と「図面」があれば案件に対応できるか判断することができます。
「納期やコストを含めて相談したい」と思った方は、下のボタンからお問合せください!
まとめ
品質と効率を上げるため、日々新しい情報やモノを取り入れています。
これまでの「町工場」のイメージがガラッと変わったのではないでしょうか。
金属製品の加工なら旭製作所。お気軽にお問い合わせください。
会社紹介

南風原町の鉄工所
有限会社旭製作所