沖縄で中古マンション購入+リノベーションする時の注意点とは?

価格もお手頃でリノベーションやリフォームしやすい点が魅了的な中古マンション。
新築マンションに比べて販売個数が多く、エリアの選択肢が増えたり、管理の質も見ることができるので、中古マンションを購入してリノベーション/リフォームしよう!と考えている人も多いのではないでしょうか?
今回は、そんな方々のためにリノベーション/リフォームすることを前提で中古マンションを選ぶ際の注意点を紹介します。
中古マンションにはリノベーションできない箇所がある?!

一戸建てと違ってマンションは、マンションの一室を購入した居住者が所有する「専有部分」とそのマンションの所有者全員で所有してる「共有部分」があります。
この共有部分は、個人の所有物ではないので勝手にリノベーション/リフォームしたりすることはできません。
やっとの思いで理想の物件を見つけて購入しても想定していたリノベーション/リフォームができなかったら意味がありません。
中古マンションを探す前に、一般的にマンションとはどこまでリノベーション/リフォームできるのか把握することをオススメします!
中古マンションでリノベーション/リフォームできるのは「専有部分」

ズバリ、中古マンションでリノベーション/リフォームできるのは基本的に「専有部分」のみです。
マンションの管理規約によっては、専有部分でも一部リノベーション /リフォームできないことがありますが、基本的には専有部分であればリノベーション/リフォームが可能です。
では、どこまでが「専有部分」に含まれるのでしょうか?
マンションの「専有部分」とは、コンクリートの躯体(くたい)で区画された住戸の内側の部分を指します。
” 躯体の内側 ” なので、マンション全体を支えている躯体(コンクリートの壁や床)は共有部分になり、穴を開けたり釘を打ったりすることはできません。
その他にも玄関ドアやサッシ、バルコニーなども共有部分にあたるためリノベーションすることはできません。
理想のリノベーションを実現するために、購入前のチェックポイント

中古マンションを購入してリノベーション/リフォームをしたいと考えている時、事前に確認しておきたいことは大きく分けて3つです!
①マンションの管理規約の内容
②インフラ環境(電気、水道、ガス容量など)
③どんな構造になっているか
①マンションの管理規約の内容
まず、確認しておきたいのがマンション管理規約の内容。
先ほど専有部分は”基本的”にリノベーション/リフォームできるとお伝えしましたが、なぜ”基本的に”なのかと言うと、このマンションの管理規約によっては専有部分でもリノベーション /リフォームできない箇所があるからです。
マンションの管理規約の内容によっては、水回りの移動が禁止されていたり、防音の観点からフローリングに使用できる床材が指定されていたります。
なので、中古マンションを購入する際には、事前にそのマンションの管理規約をチェックしましょう!
管理規約の内容は、マンションによって違うので要注意です。
②インフラ環境(電気、水道、ガス容量など)
中古マンションの場合、インフラの設備が古くなっていたりします。
なので、リノベーション /リフォームで設備を新設しようとしたら電気容量が足りないケースもあったりします。
電気の引き込み容量を電力会社に確認したりすることをおすすめします。
③どんな構造になっているか
マンションは鉄筋コンクリート造であることがほとんどですが、鉄筋コンクリート造はその構造によって間取り変更の自由度が違うので、事前に確認が必要です。
鉄筋コンクリート造の構造は2パターンあります。
1つが壁式構造で、コンクリートの壁で建物全体を支えていて、室内に柱がないことが特徴です。
取り払うことができる壁とそうでない壁があるので、間取り変更の自由度は低めです。
2つめがラーメン構造で、コンクリートの柱と梁で建物を支えています。
なので室内で間仕切りとなっている壁は取り除くことができ、比較的自由に間取りを変更することが可能です。
このように構造によって間取り変更の自由度が変わってくるので、中古マンションを購入してリノベーション したい場合は、事前に要チェックです。
最終決定の前はホームインスペクションがおすすめ

しかし、これらを一通り確認してもコンクリートや見えないインフラ設備がどれぐらい古くなってしまっているかは素人だと判断しづらいものです。
そんな時は、プロに住宅の健康状態をチェックしてもらうことができる「ホームインスペクション」をお願いするのがおすすめです。
リノベーション /リフォーム会社が、このようなサービスを行っていることが多いので、できるか相談してみましょう。

終わりに
いかがでしたか?せっかく理想の物件を見つけたのに、購入した後にリノベーションすることができなかった…となってしまうと最悪です。
中古マンションを購入して理想のリノベーション/リフォームを実現するためには、上記で書いた項目をチェックしましょう。
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