コラム

どうしたらいい?中古物件購入と同時にリノベーションする場合のローンの組み方

イエキメル編集部

みなさんが、中古物件を購入してリノベーション/リフォームでマイホームを作る時に思わず頭を抱えてしまうのがマイホーム資金の計画じゃないでしょうか?

中古リノベは新築よりはお手頃とはいえど、なかなか全額を自費で補うというのは難しいもの!やはりローンを上手く活用する方がいいでしょう。

ここでは、沖縄で中古物件を購入してリノベーション/リフォームする際には、どんなローンが利用可能かを紹介します。

新築とは違ったローンの組み方があるので、早い段階で確認しておくのがオススメです。

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【中古物件購入+リノベーションの場合】ローンの組み方は2種類ある!

ローンの組み方は大きく分けて以下の2パターンです。
(1) 住宅ローン+リフォームローン
(2) リフォーム一体型住宅ローン

中古住宅購入費用を借り入れる際に利用するのが「住宅ローン」で、リフォームやリノベーション費用を借り入れる際に利用するのが「リフォームローン」です。

しかし、中古物件購入と同時にリノベーション/リフォームする場合には、住宅ローンとリフォームローンを1つにした「リフォーム一体型住宅ローン」が利用できる場合もあるのです。

住宅ローンとリフォームローンそれぞれのメリット・デメリット

(1)住宅ローン+リフォームローンの2本で組むのと、(2)リフォーム一体型住宅ローンで組むのどっちがいいの?と悩む方もいるかもしれませんが、自分にあったローンを組むためには「住宅ローン」と「リフォームローン」それぞれのメリット・デメリットを把握することが重要です。

住宅ローンのメリット・デメリット


メリット
✔︎借入限度額が最大上限1億円までと大きい。※収入条件によって異なる。
✔︎返済期間が最長35年と長い。なので、返済計画にある程度ゆとりがでる。
✔︎リフォームローンと比べて、金利が低い。固定金利で約1%程度、変動金利で1%を切っている。沖縄県内の地銀だと約2.9%(※)
デメリット
✔︎審査が厳しい
 

リフォームローンのメリット・デメリット

メリット
✔︎比較的ローンの審査が通りやすい
✔︎担保不要なことが多い
デメリット
✔︎借入金額の上限が500万〜1,000万と住宅ローンより少なめであることが多い。
✔︎返済期間が最長10〜15年と短く設定されてることが多い。
✔︎金利が2〜5%と住宅ローンより高め。

住宅ローンは、住宅購入費用を支援するためのローンなので借り入れ金額も大きく、返済期間も長く設けられている点が特徴です。

リフォームローンは、リフォーム費用を支援するためのローンなので住宅ローンと比べると少なく、サクッと借りて返すような設定になっているのが特徴です。自分たちのマイホーム計画にあったローンを選ぶことが重要です。
 

リフォーム一体型住宅ローンとは?


冒頭でも説明しましたが、リフォーム一体型住宅ローンとは、リフォームローンと住宅ローンが1つになったローン。

住宅ローンの条件(低金利+返済期間が長い)で、中古物件購入費用とリノベーション/リフォームをまとめた費用を補うことができるのがメリットです。

中古物件の購入と同時にリノベーション/リフォームをすることを考えてる人は一度検討した方がいいでしょう。

リフォーム一体型住宅ローン商品の種類

リフォーム一体型住宅ローン商品は主に銀行が取り扱っています。銀行が取り扱ってるリフォーム一体型住宅ローンは大きく分けて2種類。

一つはその銀行オリジナルの商品、もう一つは【フラット35】リノベです。

沖縄にある銀行独自のリフォーム一体型住宅ローン商品

琉球銀行  :しあわせの住宅ローン
沖縄銀行  :金利選択型住宅ローン
海邦銀行  :金利選択型住宅ローン
沖縄ろうきん:有担保住宅ローン
イオン銀行 :住宅ローン・リフォーム活用プラン
鹿児島銀行 :住宅ローン

沖縄にあるほとんどの銀行が、住宅ローンでリフォーム費用も補えるようになっています!あくまでも参考ですが、住宅ローンの商品の説明欄に「住宅の新築購入(中古住宅を含む)、増改築などの費用の資金に利用できます」などの文言があれば、リノベーション/リフォーム費用も一緒に借りれるローンになります。

※注意※
名前が一緒でも商品の中身はそれぞれの銀行で違う場合があります。期間に余裕を持って、金融機関にローン商品の内容をご自身で確かめてください。

【フラット35】リノベ

【フラット35】リノベとは、住宅金融支援機構という独立行政法人が出してる住宅ローン商品で、取扱金融機関で申込みすることができます!沖縄ではイオン銀行が取り扱ってます。

この【フラット35】リノベは、【フラット35】より0.5%マイナスで借入することができるのがメリット!※【フラット35】の金利は約1.2〜2.2%)程。詳しくは▶【フラット35】公式ページ

さらに、中古物件購入+リノベーション/リフォームだけでなくリフォーム済みの中古物件購入にも使えるのが嬉しいポイント!

しかし、この【フラット35】リノベは利用条件が色々あるので要注意です!公式ページで事前にチェックしましょう。▶︎【フラット35】リノベ利用条件

まとめ


中古物件の購入と同時にリノベーション/リフォームを行う場合、新築とはまた違ったローンの組み方があることが分かったと思います。

銀行のリフォーム一体型住宅ローンや【フラット35】リノベのようにリノベーション/リフォーム費用を住宅購入費用と併せて借入すると金利が安くなったりするので、上手く活用することをお勧めします。

注意としては、どのローンを利用する場合も「期間に余裕を持って早い段階で、利用条件を確認する」ということです。

住宅も選び終わって、いざ購入!という時にローンの利用条件に当てはまらなかったら資金計画が苦しくなってしまいます。

ローン合わせて住宅を購入するわけではないですが、選択肢の幅を広げるためにもローンの種類や減税制度については、マイホーム計画の初期の段階で調べておくことをお勧めします!

リフォーム・リノベ会社を探したいなら……

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