スタイリッシュなリノベキッチン。一体、どんな設備が使われているの?

憧れのキッチン、憧れるだけじゃもったいない!
ネットやInstagramで見る、憧れのキッチン。いいなぁ、羨ましいなぁ、と思ってしまうけど……
「具体的にどんなキッチンや設備を選べば素敵なキッチンになるのか?」はあまり分からないことが多いですよね。
そこで、今回はリノベーションで生まれ変わった素敵なキッチンを1つピックアップ。
どんなメーカーのキッチンなのか、どんな設備が使われているのか、その中身を深堀りしていきます!
お部屋に開放感と機能性を与える「対面式キッチン」

今回解剖していくのがこちらのキッチン!まさに「オシャレなキッチン」な印象ですよね◎
以前はよくある壁付けキッチンでしたが、リノベーションで対面式キッチンに!
お部屋の中心に向かって設置するので明るく開放的。家事をしながらでも家族とコミュニケーションができるのが嬉しいポイントですね◎
それに加えてカウンターも設置できるので、壁付けキッチンよりも縦の広さを活かしやすいんです。
・明るく開放的な雰囲気に
・家事をしながら家族とコミュニケーションがとれる
・縦の広さを活かせるので作業効率がアップ
身体を労る「スライド収納」

システムキッチン「リフィット」
システムキッチンの大きな特徴の一つが「スライド収納」。
従来の扉をガバッと開けるタイプだと、腰より下の物を出し入れするには屈む必要があり、身体への負担がかかっていましたが……
スライドタイプにすることで、屈まずに物の出し入れができ、身体への負担を軽減できます。
足元まで収納を引き出せるため、使用頻度が多い物は中段へ、洗剤やゴミ袋などは下段へととカテゴリを分けて収納ができるのも大きなメリットではないでしょうか。
・屈む必要がなくなるので、身体に優しい
・奥まで使えるので、開き扉タイプに比べて収納力が大幅に向上
・取り外しができるので、トラブル時のメンテナンスがラク
洗い物の気分を上げよう!「キッチン水栓」

センサー付きグースネックシングルレバー式混合水栓(エコ) KM6071EC
「なんだこの水栓は!」と言わんばかりのもの凄い曲線の水栓ですが、こちらはKVKから販売されている「センサー付きグースネックシングルレバー式混合水栓(エコタイプ)」になります。
センサー付き?グースネック?シングルレバー?よく分からない単語が並んでいると思うので、ひとつずつ解説していきますね!
シングルレバー水栓とは?

近年よく耳にする「シングルレバー水栓」とは、ハンドル一つを上下左右に動かすだけで「水の出・止、お湯・水の切替ができる」水栓のこと。
従来の水栓は左右の「赤と青のハンドル」をそれぞれ操作してお湯の温度を調整するものでしたが、ここ数年でほとんどの水栓がこのシングルレバー水栓に変わっております。
センサー付き水栓とは?

次に「センサー付き」が気になるポイントだと思いますが、普通はハンドルで水の出し止めをしますよね?
センサー付きの水栓なら、ノズルの先端に手をかざすだけで水の出し止めをすることができるんです!
手洗いのときに泡でハンドルを汚したくない方や、両手が塞がっている状態で水を出したい場合に役立ちそうですね。
ただし、センサーには電気を使いますので、停電時には利用できません。また、ハンドルをONにしていてもずっとセンサーが電気を使ってしまうので、そのことだけは頭に置いておきましょう。
グースネック水栓とは?

「グースネック」とは、文字通りガチョウの首のように曲がった形の水栓のこと。
カーブを描く形が美しく、インテリアにも合いやすいことから最近人気の水栓なんです。

今回導入された製品はヘッドが伸びるので、シンクの手前側などの水が届きにくい場所でもノズルを伸ばせば簡単に洗い流せるのが嬉しいポイント◎
また、手元にシャワーとストレートの切り替えスイッチも付いているので、とっても便利なんです。
・シングルレバー水栓なら水の量や温度の調節がハンドルひとつでカンタン
・センサー付き水栓ならハンドルを触らずに操作ができる
・グースネック水栓は見た目も重視したい方にも◎
スタイリッシュでお掃除ラクラク「IHコンロ」

三菱IHクッキングヒーター CS-G217BT
スタイリッシュなIHコンロもキッチンに取り入れたい設備のひとつですよね。
こちらは三菱製の2口IHクッキングヒーター。この製品のポイントは、45cmタイプで「IHが2口」というところです。
普通、この大きさのIHコンロになると「一口はIH、もう一口はラジエントヒーター」となることが多いですが、こちらは2口ともIH。
ラジエントヒーターは表面が熱くなってしまうので、どちらもIHにできると不意に熱い表面を触ってしまうようなことがなくなりますね。
・表面が熱くならないため、とっても安全
・凹凸がなく、お手入れがラク
・温度設定がカンタンで、揚げ物など料理の幅がグッと広がる
圧倒的時短!「食器洗い乾燥機」

EWシリーズ 浅型タイプ 幅45cm EW-45V1ST
食器洗い乾燥機を導入するメリットはズバリ、「時短」。
主婦の方が1日の中で家事に使う時間はどのくらいか知っていますか?
実は、主婦の方が1日に家事に費やす時間は平日で平均4時間23分。休日でも4時間44分と、かなりの時間を費やしているんです。(引用:国立社会保障・人工問題研究所「全国家庭動向調査」)
そこでオススメなのが食器洗い乾燥機。
先述の調査によると「食器を洗って片付ける」作業には平均30分〜50分かかるのですが、食洗機を導入すればその作業をまるっと時短することができます。
これは1年にすると約12日間分時短ができる計算……!導入するだけで、長期休暇をゲットしたようなものなんです。
洗浄から乾燥まで約3時間程で完了しますので、食事後は大きな食べ残しカスだけ取り除いてそのまま入れておけば、あとはスイッチ一つで食器を洗ってくれます。
動作音も比較的静かなため、就寝前にセットしておくのもオススメです。
食器洗い乾燥機についての豆知識

実は、手洗いよりも食洗機の方がランニングコストは断然お得だって知っていましたか?
約6人分の食器を洗う場合
手洗い:使用水量…約82.6L ランニングコスト…約61.2円
食洗機:使用水量…約9.0L ランニングコスト…約28.6円
※数値などはあくまで参考です。メーカーによって若干異なります。
このように、食洗機の方が使用水量が圧倒的に少ないんです。
でも、食洗機となると「手洗いより汚れは落ちるのか」が気になりますよね……
食洗機が手洗いと異なる点は大きく分けて3つ。「水温」「洗剤」「水流」です。
水温
手洗いの際の水温は30℃前後と言われていますが、食洗機の場合は60℃〜80℃という手では直接触れられない温度で洗浄します。
豚や牛の脂が溶ける温度は約50℃前後なので、脂汚れにはめっぽう強いのが分かりますね。
洗剤
実は、食洗機に手洗い用の食器用洗剤を使うことは基本的に禁止されていて、食洗機専用の洗剤を利用しなければいけません。
実はこれが大きなポイント。手洗い洗剤は「食品衛生法」で成分が限定されているので、全ての脂汚れが落とせるとは限らないんです。
それに対して食洗機専用の洗剤は「漂白成分」や「アルカリ性」などの手洗い洗剤には利用できない成分を含んでいます。
なので、手洗いに比べて頑固な汚れも落としやすいんです。
水流
機械が作り出す水圧で満遍なく汚れを落としていくので、手洗いでは落としにくい分厚い汚れも食洗機ならサッと落とすことができます。
・家事の大幅な時短が可能になる
・手洗いよりもランニングコストがかかりづらい
・手洗いよりもラクに汚れが落とせることが期待できる
細かいところまで見て、理想の暮らしを想像しよう

いかがだったでしょうか?
「あんなキッチンが良いなぁ」と大ざっぱに妄想するだけでなく、細かいところまで見ることで、自分の理想の暮らしをもっとリアルにイメージできそうですね◎
イエキメルでは細かいポイントにも着目した施工事例をたくさん掲載しています。
小さなこだわりを探しながら施工事例を見ることで、あなたの理想の暮らしが見つかるかもしれませんよ。